2000年秋のG1予想!!
今年も予想してみましょう。
日程
| レース名 | 場 | 月日 | 距離(m) | タイム | 勝ち馬 |
|---|---|---|---|---|---|
| スプリンターズS | 中山 | 10/1 |
1200 |
1:08.6 |
ダイタクヤマト |
| 秋華賞 | 京都 | 10/15 |
2000 |
1:59.9 |
ティコティコタック |
| 菊花賞 | 京都 |
10/22 |
3000 |
3:04.7 |
エアシャカール |
| 天皇賞(秋) | 東京 |
10/29 |
2000 |
1:59.9 |
テイエムオペラオー |
| エリザベス女王杯 | 京都 | 11/12 |
2200 |
2:12.8 |
ファレノプシス |
| マイルチャンピオンシップ | 京都 | 11/19 |
1600 |
1:32.6 |
アグネスデジタル |
| ジャパンCダート | 東京 | 11/25 |
ダ2100 |
2:07.2 |
ウイングアロー |
| ジャパンC | 東京 | 11/26 |
2400 |
2:26.1 |
テイエムオペラオー |
| 阪神3歳牝馬S | 阪神 | 12/ 3 |
1600 |
1:34.6 |
テイエムオーシャン |
| 朝日杯3歳S | 中山 | 12/10 |
1600 |
1:34.5 |
メジロベイリー |
| 中山大障害 | 中山 | 12/23 |
4100 |
4:40.7 |
ランドパワー |
| 有馬記念 | 中山 | 12/24 |
2500 |
2:34.1 |
テイエムオペラオー |
予想
今年は始まるのが早く、おっこんな時期なのかよと思うほどだが、競馬ファンにとってこれほど嬉しい時期はない。それはともかく予想のほどを。
本命は海外G1 2勝のアグネスワールド。で、対抗なのだが特に見当たらない。ブラックホークも3着までには来そうだが1着は取れないだろう。狙いはアグネス−ブラックのワイドで。
結果
結構堅く収まるはずのこのレースなのだが今年はついに万馬券。穴の江田照男がやってくれた。単勝最低人気のダイタクヤマトがまんまの逃げ切りでアグネス、ブラックの猛追を退けた。単勝は25750円、馬連は25700円となり、G1開幕戦は波乱の幕開けとなった。
予想
人気になりそうなシルクプリマドンナとチアズグレイスだが、ここではチアズグレイスのほうを挙げておく。シルクプリマドンナはオークスに勝ったが、私には強いとは思えない。というより嫌いな馬である。よくあるだろう、何かむかつく奴。それに当たる。予想とは話がそれたが、本題に戻る。荒れると評判の秋華賞なので穴を狙ってみよう。穴ではないのだが、3歳チャンピオンのヤマカツスズランと名前がかっこいいフューチャサンデーを挙げる。ヤマカツは逃げると思われ、さほどハイペースにはならないだろうから逃げ切りが期待でき、フューチャサンデーは横山の豪腕に期待。難しいレースになるだろう。
結果
またもや馬連万馬券。10番人気のティコティコタックがゴール前でヤマカツスズランを捕らえ、G1タイトルをゲットした。何でこんな馬が来るの?G1にふさわしくない名前だ。お風呂に浮かんでいるアヒルみたいな名前だ。単勝がそれほど高くないところを見ると、買っている人は買っているんだなあ。
予想
何はともあれトーホウシデン。春からの順調ぶり+秋に入ってからの好調さで本命に抜擢!そこからエアシャカールとアグネスフライトに流すだけで十分。エリモブライアンの人気が徐々に上がっているのが気になるがここは消しで。
結果
惜しかった、トーホウシデン。2、3番人気の組み合わせで1580円はおいしすぎる。でも悔やむべき所は高校の練習があったために買いに行けなかったこと。あー俺の15000円が〜〜。エアシャカールは海外での失敗から立ち直った事でまた再び海外に行く事になるだろう。でもアグネスはどうしたのだろうか・・・。
予想
京都大賞典で休み明けにもかかわらずナリタトップロードを下したテイエムオペラオーの優位は動かない。ナリタトップロードは唯一のチャンスを逃した事でもう勝てはしないだろう。そこで対抗にはメイショウドトウ、△にミッキーダンス、ナリタトップロードは▲まで。
枠連を見た。テイエムが7枠、ドトウが8枠だった。何やら嫌な予感が。
結果
直線半ばでテイエムがメイショウドトウを捕らえ、見事に今年のG1 3勝目を挙げた。まあ、強いね。順調だね。誰かがトップロードなんていってたのが嘘のようだね。このレースは一点でなければ馬券的妙味がないので是非皆さんにも一点買いのスリル感を学んで欲しい。でも今年限りの引退を表明した的場騎手にも勝って欲しかった。春の天皇賞はライスシャワーで2回勝っているが、秋はまだなかったからだ。去年から外国馬に開放されていたらひょっとするとグラスワンダーで取っていたかもしれない。しかし、今回も外国馬だった事に何かしらの因縁を感じるのは私だけではないはずだ。
予想
トライアルを楽勝したトゥザヴィクトリーに人気が集まるのは確実だが、本命は古馬になって安定性のでてきたフサイチエアデールを挙げる。このレースは4歳馬にとっては条件が悪い。そのため、オークス馬のシルクプリマドンナや秋華賞2着のヤマカツスズランは来ても入着止まりであろう。対抗には大本命となるトゥザヴィクトリー、▲、△に末脚のあるエイダイクイン、気分でメジロビクトリアを挙げておく。
結果
予想の時とはずいぶん違った馬が出てきたが結果を見ればG1 2勝馬の貫禄を見せたファレノプシスの圧勝であった。2着に直前で1番人気になったフサイチエアデール、3着にエイダイクインが入り、ワイドで的中となった。エイダイクインの人気が低かったのでワイドでも好配当(1590円)だったのでよかった。ファレノプシスがあれほど仕上がっていたのには驚いた。パドックの時に1頭だけ違うオーラが出ていたような気がする。ファレノプシスは一昨年の秋華賞以来、約2年ぶりの勝ち星が引退へのはなむけとなった。また、勝利ジョッキーの松永幹夫は史上初の牝馬4冠ジョッキーとなった。
予想
このレースは難しい。トロットサンダーが勝った平成7年を除いて堅く収まるレースといて知られているが、今年はそうもいかなそうだ。施行が早まったスプリンターズステークスでまんまの逃げ切りを収め波乱の英雄となったダイタクヤマトがスワンステークスでも勝ち、スプリンターズSがフロックでない事を証明し、もともとマイル適正があると言われていた春クラシックの本命馬ダイタクリーヴァに復調の兆しを見せ始めた。対して古馬の代表格ブラックホークとキングヘイローはいまだ本調子ではない。とまあ、御託はほっといて本題に入ろう。逃げ馬がいる京都マイルは澱んだ流れにはならないため高速馬場が生かされて後ろから追い込んでくる馬が有利となり、レコード付近での決着となるだろう。そのため、安定感と実績からブラックホークを本命とする。対抗に4歳馬ながら末脚の鋭いマチカネホクシン、▲に重量で逆転の余地を残すダイタクリーヴァ、△にメイショウオウドウを推す。しかし、調教などで予想は変わるので結論はまた金曜日にでも書くことにする。
結果
予想を書けなかった。しかし何とかワイドで的中。対抗のマチカネホクシンがいなかったのでそれぞれ繰り上げて考えれば文句はないだろう。しかし単勝13番人気のアグネスデジタルがレコード勝ちするんだから今のマイル路線は混戦だ。これで今年のスプリンター・マイルのG1ではすべてが万馬券となった。買えばよかった(時間がなかった)。
予想
後から書いているのだが、本命はウイングアロー、対抗はゴ−ルドティアラ、▲にファストフレンド、△に該当する馬はなし。3頭の勝負となるだろう。早い展開になると見て後ろから追い込めるウイングアローが差し切るだろう。
結果
ゴールドティアラが発走除外となるアクシデントに見舞われたが、国際G1らしく非常に早い展開となりウイングアローが見事にレコードタイムで記念すべき第1回を制した。女傑ファストフレンドは5着に沈んでしまった。海外から唯一の参加国アメリカはロードスターリングが3着になるのが精一杯だった。
予想
天皇賞を勝って勢いの止まらないテイエムオペラオーを100%の本命にする。対抗には宝塚記念と天皇賞(秋)で共にテイエムの2着に来たメイショウドトウを挙げる。また、▲には今年のダービー馬アグネスフライト、△に2冠馬エアシャカールを挙げる。テイエムからその3頭への流しで勝負。今年は目立った逃げ馬もいなくスローペースになるであろうからエアシャカールはどれだけ追い込めるか疑問。その点、先行から勝負できるメイショウの方が有利。
結果
テイエムオペラオーが堂々と貫禄勝ちを見せグランドチャンピオンに王手をかけた。もはや世界にも敵はいないかと思わせるかのような激走だった。スローペースで真ん中に押し込められ前半は窮屈したレース展開だったが、直線に向いてからはエンジンがかかって坂の終わりで抜き去った。これで史上初の年間古馬G1 4勝馬となり、また、史上初の12億円ホースとなった。オーナーの意向としては海外遠征はないそうだが、是非とも海外の王道路線で活躍してもらいたいと思うのは私だけではないはずだ。
予想
3歳戦をあまり見ていないのでうまく結論する事が出来ない。十分に知っている人や穴狙いの人以外は狙わない方が賢明だろう。予想はまた今度。ていうかやんない。
結果
第4コーナーで早くも先頭にたったテイエムオーシャンが直線で他馬を引き離し3歳女王に輝いた。スローペースだったため道中かかり気味だったが、能力の違いとでも言うべきか、着差もあったが完勝であった。2着に休み明けのダイワルージュが飛び込み、一番人気との組み合わせとしてはおいしい配当となった。なお、兄貴が1、2着を珍しく当てた(ワイド)。勝利ジョッキー本田優はS61のゴールドシチー(同レース)以来、14年ぶりのG1勝利となった。
予想
3歳戦は嫌なんだけどなんと言っても最大の関心はテイエム勢の3週連続G1制覇であろう。唯一敗北を喫したフジノテンビーが出走を回避した事でいっそう現実味を帯びてきた。しかし、もう1頭の地方の雄、ネイティヴハートに打倒テイエムの期待がかかる。人気になりそうなのはこの2頭と星の潰し合いをしているタガノテイオーの3頭だ。他の馬ははっきりいって分からない。よって人気通りの予想(それしか知らないため)をしたくないので予想はしません。
結果
天皇賞馬メジロブライトの半兄弟メジロベイリーが馬群の真ん中を突き破って直線鮮やかに抜け出し3歳牡馬の頂点に立った。前走ようやく未勝利から脱出したとは思えないような剛脚を披露したのは良血のなせる技か。しかし、新馬戦や未勝利戦で当たった相手はタガノテイオーやタイムトゥーチェンジ等活躍馬たち。しかも差のない勝負をしてきたのであるから後は展開だけと言ったところ。メジロ牧場と言えば阿蘇山噴火により被害を被り再建に向けて努力していたのでこの勝ち星は何よりの薬となった事であろう。その時メジロベイリーは他の牧場で非難していたと言う。もしこの馬が噴火の被害にあっていたら競馬界は大きな財産を失う事だっただろう。
予想
結果
予想
今年の全勝と前人未到の年間G1、5勝をかけて戦うテイエムオペラオーに太鼓判を押す。一戦ごとに差を詰められてはいるが、結局競り落としているためその勝負強さは計り知れない。また、対抗にはいつもその2着に入っているメイショウドトウにする。年間を通しての両頭の安定感は他の追随を許さない。▲には古馬との経験がなく、未知の魅力のあるトーホウシデンで行く。
結果
「テイエム苦しい」、「テイエム届かない」―――――。アナウンスが鳴り響く中、それは現れた。展開は超スローペース。テイエムは後方を進み、早くからテイエム包囲陣が完成していた。その展開にテイエムは多少かかり気味になり、和田騎手も手綱を必死に抑えていた。そのせいか、第3コーナーを過ぎてもテイエムはエンジンがかからない。そしてその位置のまま直線へ。しかし、彼は道をこじ開け進んできた。一歩一歩着実に、そして確実に。悲鳴が歓声に変わる瞬間、ゴール板を通過。2分34秒2。伝説を達成したタイムは平凡であった。ほとんどの馬ならこのタイムで走りきる事は可能であろう。だが、先頭でゴールしたのはいつも彼だった。